当院では、平成28年10月より一般病床の中に地域包括ケア病床(30床)を設けました。
地域包括ケア病床は平成26年4月に厚労省より新しく認可された病床で、急性期治療後のリハビリ・在宅復帰支援をおこなうほか、在宅・施設療養患者様の増悪時の対応やリハビリをおこない安定した療養生活を支援する役割も果たします。

今までの急性期病床以上に、老々世帯・独居高齢者やご家族様の不在時の一時的入院、低栄養・血糖コントロール・骨折やがん闘病のレスパイトなど受け入れがより容易になります。
又急性期病院からの早期退院後も受け入れることができます(転院算定にはならない)ので、是非お役立て下さい。

例えばこのような方を対象としています

  • 急性期病院の治療後、退院を目指したリハビリが必要な方
  • 肺炎や発熱、脱水、骨折、外傷など、重症度の観点から急性期病棟よりもリハビリを重視した入院加療が望ましい方
  • 療養中の方で誤嚥予防や日常生活動作(ADL)向上の為のリハビリテーションが必要な方
  • 在宅・介護施設・居宅系施設の患者様、外来患者様の軽度急性増悪
  • 在宅療養や施設入所に向けて調整、準備が必要な方

(注)入院日数は保険診療上、最大60日までです。病状安定しましたら、ご自宅、療養施設へと移っていただきます。

地域包括ケア病床の説明図